よくある質問

補聴器に関するよくある質問

 
 1. きこえについて
 2. 補聴器選びについて

1. きこえについて

加齢と共に聞こえにくくなる「老人性難聴」

 加齢のため聞こえが悪くなった難聴を老人性難聴と呼びます。老人性難聴は、多くは内耳および中枢の老化によるものといわれています。老人性難聴の方の中には補聴器を装用したがらない方がいます。主な理由は...
  1. 難聴を自覚していないことが多い。
  2. 会話の機会が少なく、不自由を感じることが少ない。
  3. 補聴器は老いたイメージが強くていやだ。
なるべく早く補聴器を装用するほうが補聴器に慣れるのも早く、補聴器を使いこなすことができるようになります。
ご本人が不便さを自覚し、補聴器を使いこなそうとする意欲が必要です。


 

補聴器をつけてすぐ聞こえるか

 補聴器は買ったらすぐに良く聞こえるとは限りません。補聴器で音を聞くことに徐々に順応していく必要があるのはもちろん、使う方の聴力に合わせた調整を行わなくてはなりません。調整は補聴器店の技能者が行います。補聴器にはさまざまな調整器がついていて、それらを聴力に合わせて設定します。この調整が的確でないと補聴器の効果が薄 くなり、ガーガーうるさく不快であったり、うまく聞き取れないといった役に立たないものとなってしまいます。タンスのコヤシになっている補聴器はこの調整 がきちんと行われていない場合が多いのです。
 また、使用する方の環境や希望に応じた微調整も必要になります。お使い頂いて「こんな音が不快だった」「こんな音が聞こえなかった」という様な具体的な情報は重要で、これに基づいて補聴器を調整します。補聴器店との付き合いは一度きりではないことをご理解いただいた上で、納得いくまで弊社の技能者に調整をお申し付けください。
 はじめは、家の中などなるべく静かなところで使いはじめて下さい。最初から騒がしいところで使うと騒がしい事だけが気になってしまいます。
 
 会話は「話す人に近づいて」。話す人から離れれば離れるほど、補聴器に入る音は小さくなります。

 

2. 補聴器選びについて

補聴器とは

 補聴器は音を大きくし聞こえを助ける医療器具です。ただし、元の良く聞こえていた耳に完全に戻す器械ではありません。また、装着してすぐに効果が現れるようなことのない場合もあり、補聴器を使って音を聞くことに耳や脳、感覚を徐々に順応させていく必要があります。
 難聴といっても聞こえ方には個人差があります。このため補聴器は個人の聞こえ方に合わせて音質や音の大きさを調整できる専門知識を持った販売員(認定補聴器技能者)が調整することで初めて役に立つものとなるのです。
 補聴器は難聴によって聞こえなくなってしまった音の情報を伝え、コミュニケーションや日常行動の助けをするものです。
 

補聴器の公的給付

「補聴器の公的給付」のページをご覧下さい。
 

補聴器の形状

「補聴器の形状」のページをご覧下さい。
 

補聴器は両耳?片耳?

 耳は左右2つで本来の機能を発揮するため、両耳装用が最も理想的なことは言うまでもありません。2つの耳で行う働きには...
  1. 片耳装用に比べ言葉が聞き取りやすい。
  2. 騒音(雑音)の中での会話が聞きやすくなる。
  3. 音の方向がわかる。
  4. 音の動きがわかる。
  5. 音の距離感がわかる。
  6. 片耳より小さい音を聞くことができる。
  7. 右脳、左脳の働きを活発にし、ことばの感情を含めたコミュニケーションを助ける。

などがあります。
 

補聴器を決めるまで

 カタログだけで補聴器を選んでそのまま使っても、きちんとした補聴器の効果は期待できません。聴力は人それぞれ異なります。その方の聴力に合った補聴器でないと、聞こえを改善させることはできません。補聴器を購入するにあたって必要な手順は...
  1. 聴力を調べること。
  2. 聴力に合った補聴器を選ぶこと(補聴器技能者が選択のアドバイスを致します)。
  3. 聴力やその個々に異なる感覚に合わせて補聴器の調整器を設定すること。

 補聴器には種類がたくさんあり、聴力の程度や聞こえの個々の感覚に応じて補聴器を選択しなければなりません。たとえ聴力が同じ人がいたとしても、音に対する感覚や好みは人それぞれなので、個人の要望に応じて微調整を行うことが重要です。
 お客様のご予算や好み(補聴器の外見や装用感)も大事です。遠慮せずにご自分のご希望を述べて納得のいく補聴器を選んでください。
 良い補聴器は良い販売員との出会いから始まるといっても過言ではありません。
 
 

補聴器を購入するには

 補聴器は専門知識を持った販売員でなければ、適切な補聴器の選択や個人に合わせた調整が非常に難しい医療器具です。このため、補聴器は補聴器の専門店、特に補聴器のしっかりとした知識とフィッティング技術をもつ認定補聴器技能者が常駐する認定補聴器専門店が安心です。
 また、いざといった時に困らないように補聴器の修理等のサービスマンのいる会社が安心です。岩崎電子は補聴器修理の専門技術者がいるので安心です。
 

補聴器を使いはじめる時期

 聞こえに不自由さを感じた場合は、すすんで「早期装用」することが大切です。早期装用は補聴器の音に順応しやすく覚えも早いからです。補聴器を気軽につけて、楽しい会話の輪を広げましょう。


 

3. 補聴器をお使い頂くなかで

補聴器用電池について

 補聴器に使用するボタン電池は「空気電池」というものを使用します。空気電池はプラス極に空気中の酸素を使うため、電池内にマイナス極の亜鉛をたくさん 詰め込むことができ、小さくても多くの電気が得られます(大容量)。この電池のプラス極ケースには酸素を取り入れる空気孔があり、使用前はシールで塞がれ ています。使用の際にはシールをはがして用いる特徴があります。この点がゲーム用など他のボタン形電池とは大きく異なります。したがって、通常の電池とは 異なった注意が必要ですが、特に冬場には下記の様な注意が必要です。

1.火気を用いる暖房機器を使用する場合や多くの人がいる部屋では、換気を十分に行ってください。
石油ストーブやガスストーブなどの暖房機器から発生する二酸化炭素により電解液が劣化し、電池寿命が短くなることがあります。場合によっては音が止まったり、小さくなったりすることがあります。
2.電池が冷えている場合は、体温で少し暖めてからご使用下さい。
本来の電池性能が充分に発揮できません。気温が5度以下の酷く寒い場所で使用すると著しく電池性能の寿命が低下することがあります。
  • 補聴器は電池(空気電池)で動作します。貼ってあるシールをはがして使います。(空気が入るのを防ぐためにシールがあってあります。一度シールをはがすと、全く使わなくても長時間経過すると電池は使えなくなります。)
  • 補聴器の種類によって使用する電池の種類も異なり、1個の電池で何時間使えるかという電池寿命も補聴器の種類によって異なります。オーダーメイド耳あな 形の小型の補聴器の場合は1個の電池で75~200時間位ですので、1日に10時間位使うと1週間から3週間位で電池を交換することになります。
  • ゲーム用・電卓用などで市販されている“空気電池ではないもの”は電池容量や電圧が異なるため、正常な電池寿命や補聴器の効果が得られません。
  • 最近のデジタル補聴器は、電池の残量が少なくなるとピッピッというお知らせをします。
  • 電池の交換は、特に指先がご不自由でなければ問題なくできると思います。補聴器をご購入される時には電池交換の方法を丁寧にご説明致します。電池の極性(プラス、マイナス)どちら向きで入れても良い補聴器もあります。
 
 

 

補聴器を使う時間

 装用時間は個人差があります。常時装用している方、必要に応じて装用する方など様々ですが、基本的には、洗顔・入浴・就寝時ははずしてください。補聴器 は水に弱いので、洗顔・入浴時につけていると故障してしまいます。最近ではオーダーメイド補聴器でも日常生活防水タイプがでてきましたので、販売店にご相 談ください。
 

補聴器を紛失してしまった

 リオネット補聴器には充実した保証制度があります
  リオネット補聴器には火災・盗難にあった場合の「事故保険制度」があります。
  • 火災・盗難で補聴器をなくされた場合
     リオネット補聴器をお買い上げの翌日より1年以内に、火災・盗難にあった場合、無料修理または同様機種による代替品提供(修理不可能の場合)をさせていただきます。 火災・盗難で補聴器をなくされた場合は、購入された補聴器販売店へご連絡ください。
  • ご購入から1年以内の紛失に「紛失半額制度」。(オーダーメイドのみ)
     リオネットオーダーメイド補聴器をお買い上げの翌日より1年以内に紛失された場合は、同一器種に限り希望小売価格の半額でご提供致します。(1回限り)
  • ご注意
     上記の制度の対象外で、補聴器をなくされてしまった場合(置き忘れなど)には、保証はありません。
  • 補聴器をなくさないためには
     補聴器を適切につけていれば、装着中になくしてしまうことはありません。耳から外したあとに、ちょっと置いたつもりが、そのまま忘れてしまい、どこにいったかわからなくなってしまうことがほとんどです。 家の中であれば、思いがけない所から出てくることもあるようです。
     リオネット補聴器には専用ケースが付いていますので、補聴器を外したらケースに入れる習慣をつけましょう。専用ケースでなくても、オリジナルのケースを用意して、寝室、洗面所、リビングなど各部屋に置いておくことも効果的です。 外出先で補聴器を外される場合も、必ずケースに入れてください。ポケットやカバンにそのまま入れることは紛失や故障の原因になります。

 

補聴器が突然聞こえなくなった

まずは補聴器の電池を確認してください。スイッチやボリュームの位置も確認してください。

それでも音が出ない場合...
オーダーメイド補聴器
の出口(耳の中に入る一番奥の部分)に耳垢等が詰まってしまう場合があります。付属のブラシで取り扱い説明書を参考に音の出口をお掃除してください。
耳かけ型補聴器
寒い時期の外の寒さと室内の暖かさなどの温度差で、耳かけ形補聴器のチュー ブ内に結露が生じ、音が聞こえなくなることがあります。突然聞こえなくなった場合、チューブ内に水がたまっていないかを確認してください。また、チューブ 内の水を抜く場合には、補聴器とチューブを離しチューブを振る、または吹くなどして下さい。チューブ内の水が抜けやすくする為に防滴チューブ(別売)があ りますのでご利用ください。 ※結露状況により防滴チューブでは完全に水が抜けない場合があります。また、耳せんに耳あかが詰まっていいないか確認して下さい。詰まっていれば取り除い て下さい。
 
ポケット型補聴器
コードが断線している場合があります。予備のコードに取り替えてご確認ください。また、耳せんに耳あかが詰まっていいないか確認して下さい。詰まっていれば取り除いて下さい。
マイク/Tコイルの切替スイッチがTコイルになっている場合もあります。

 以上のことを確認した上で聞こえない場合は、お手数ですがお店までお持ちください。また当店では郵便小包や宅配便での修理も承っております。(送料着払可)
電池がなくなったかがわからない方へ。電池残量を確認する電池チェッカーがあります。また、使用中に電池がなくなったことをお知らせする機能がついた補聴器があります。
 

補聴器がピーピーと鳴る

 ピーピー音がするのは、音もれによって起こるハウリングと呼ばれる現象です。耳せんや補聴器の形状が耳に合っていない場合に起こります。
 耳せんやシェル(オーダーメイドの場合)、イヤモールド(注文耳せん)を耳の穴にぴったりと合わせれば止まります。デジタル補聴器でハウリングをおさえるための機能がついていれば、ある程度の状況でもハウリングの発生をおさえることができます。
 

補聴器の寿命

 補聴器の寿命は約5年くらいと言われています。5年で使い物にならなくなるわけではありませんが、音質の劣化や動作不安定などの症状が多くなります。
 また、修理をしてもすぐに他の部位に故障が起こるなどの支障が出てくるのもこの時期です。
 

補聴器をつけても良く聞こえないことがある

 良い調整がされた補聴器でも、耳を治したり、聞きたい音だけを大きくすることはできません。苦手なこともいくつかありますのでご理解頂いた上でご使用ください。
 早口や、口ごもったようなハギレの悪い話し声は、それが充分な音の大きさであっても、聞き取りにくい傾向があります。
 補聴器を使用している人に大声で話しかけてしまうことがありますが、そうした場合、補聴器のなかで音が割れてしまってかえって聞きづらくなります。近くに寄って普通の大きさの声でゆっくり話しかけるようにしましょう。
 大勢の中で特定の人の会話だけを聞き分けることは困難ですが、使用環境などに合わせて必要な音域を強調するなどの調整で聞きやすくなることもあります。聞きづらい具体的な状況を販売員にお伝えください。また、両耳装用によって改善できる場合があります。
 テレビ・ラジオはスピーカーを通しますので通常の会話の聞きとりとは異なります。テレビ・ラジオの音、電話の声を聞きやすくする日常生活用品も扱っていますので、是非ご相談下さい。